聖心幼稚園

園の特色

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教育理念

人のぬくもり、心のつながり、
家庭と取り組む根っこの育ち

時代や環境、教育のシステムがどれだけ変わっても、教育の基本は「人」です。
私たちは子どもとご家庭、教員の心のつながりという土台の上に教育があると考えています。
温かな信頼関係を築き、ご家庭と幼稚園が手を取り合いそれぞれの役割を果たしながら、
子どもたちの生きる力を育んでいきたいと願っています。


目指すこども像

~光の子として歩みなさい
(エフェソ5:8)~
「元気」…明るくたくましい子ども
「勇気」…いろいろなことに挑戦する子ども
「思いやり」…いのちを大切にし、感謝する子ども

「光の子として歩む」というのは、「自分自身が輝くことで周囲の人を照らして元気づける、
また周囲の人が輝くことで自分が照らされ元気づけらる」という聖書の教えです。
子どもたちが光の子であることで、お互いにキラキラとまぶしく照らし合い、
元気・勇気・思いやりの気持ち育むことを目標としています。


教育方針

・キリスト教精神に基づく、心に寄り添う保育の実践
・心と心の通い合うかかわりの中で育つものの大切さを考える心の教育の実践
・自ら学び、考え行動し、心を動かし探求しながら生活や遊びを豊かにしていく『生きる力』の育成
・保護者とともに育ち合える教育内容

教員は隣人を自分のように愛する心をもって、こどもたちに心の教育を実践していきます。
また、非認知能力と呼ばれる主体性や自立心、やりぬく力といった子どもたちの生きる力を育みます。
こういった園での教育や毎日の生活について保護者のみなさまに日々詳細にお話しさせていただき、
喜びや悩みも分かち合いながら、ともに育ちあえるよう取り組んでまいります。

聖心幼稚園の特徴

キリスト教精神に基づいた保育が園児たちの豊かな心を育てます

聖心幼稚園の特徴

聖心幼稚園では毎日の食事前に園児たちが声を合わせて一緒にお祈りをする時間があります。
声を合わせるというのは気持ちを合わせること。
息を合わせて声を出すことで集団生活の中での一体感が子どもたちの心に芽生え、その意識が園でのさまざまな活動や遊びの中に反映されていきます。
お祈りの時間は心を静めて集中する習慣を身につけることにも繋がっています。


落ち着いて先生の話に耳を傾ける姿勢が身につきます

聖心幼稚園の特徴

保育参観に訪れた保護者の皆さまは、子どもたちが教室で落ち着いて先生の話に耳を傾けている姿に驚かれることがよくあります。
ご家庭ではなかなか見られない姿だというお声も。
元気いっぱいに遊ぶ時間と、静かに集中する時間。
“動と静”のバランスを巧みに組み合わせた園生活の中で、子どもたちは落ち着いて過ごす態度を自然と身につけていきます。
さらに、年長児がひとつのテーマに沿って活動する「設定保育」の時間は約45分間に設定。
その効果は小学校に就学後、落ち着いて授業を受ける姿勢に如実に現れることになります。


職員と保護者の方とのつながりを大切にしています

聖心幼稚園の特徴

クラス担任の先生がお迎えに来られた保護者の方にお子さんの様子を伝えるのはどこの園でも見られる光景かと思います。
聖心幼稚園では小規模園ならではの強みを生かして、すべての職員が園児一人ひとりの様子を共有できる体制を整え、どの職員も園児のことを理解して、保護者の方とコミュニケーションを取れるように取り組んでいます。
保護者の皆さまはお子さんが園全体で大切に見守られていることを感じていただけることと思います。


園児たちが主体性を持って遊ぶ姿が見られます

聖心幼稚園の特徴

年長児の園児たちがドッジボール遊びをしていると、先生に指示を与えられることなく、子どもたちが自らルールを守りながら主体となって生き生きと遊んでいる姿を目にすることができます。
集団の中で一人ひとり自己発揮しながらに楽しく遊ぶ。
家庭の中では得られにくい経験を通じて園生活ならではの成長を感じられる時間です。



「教育研究」の蓄積が日々の保育に生かされています

聖心幼稚園の特徴

聖心幼稚園では園児たちの教育課題を解決するために、3年間継続でひとつのテーマを掲げて保育の実践の中で教育研究を行っています。
「健康な心と身体~園生活の中で主体的・意欲的な子どもを育む~」や「心の根っこを育てよう」などの教育テーマを設定しています。
日々の園生活の中で園児たちにどのような経験を積んでもらうか、毎月の職員会やクラスミーティングの中で話し合いを重ね、保育内容に反映させてきました。
10年以上に及ぶ取り組みは職員の質の向上にも繋がっています。


施設の紹介

第一園庭 たくさんの遊具とグラウンド、畑のある広い園庭です。
すべり台とつり橋の総合遊具や、ブランコにすべり台、クライミングロープを伝って登れるドーム状の山など、体と頭をフルに使って遊べる遊具が揃っています。
グラウンドは鬼ごっこや縄跳び、サッカーなどの遊びや、体操教室でできることになったことを楽しむなど、元気いっぱいに楽しむ子どもでいっぱいです。
第二園庭 砂場と農園のある園庭です。
砂場では子どもたちはごっこ遊びやどろんこ遊びを楽しみます。クロバーやハーブを摘んできてままごとに使う子どもが見られることも。
農園ではキュウリやトマト、ニンジン、えだまめといった野菜を、みんなで植付けから毎日のお世話をし、収穫し食べるところまでを経験します。
第三園庭 細長い形状で、走ったり三輪車で遊んだりできる園庭です。
三輪車は6台用意、低年齢からみんなで楽しめます。鬼ごっこやリレー遊びをする元気な子どもたちの姿が見られます。
ホール 舞台と体育遊具のあるホールでは、様々な行事や体育教室が行われます。
そのほかにも積み木や車が作れるほど大型のブロックもあり、クリエイティブな遊びができるスペースになっています。
飼育 鳥かごや水槽などで様々な生き物を飼育しています。
特にウズラの飼育では、ふ化器を使って卵からふ化させ、ちいさな命が生まれる瞬間を見守り、その後はみんなでその命を大切に育てていきます。
そのほかには季節の昆虫やオタマジャクシを育てたり、自然や命に触れ合う機会をたくさん用意しています。
安全対策 ・外部からの不審者の侵入を防止するため、既存のインターフォンに加え、電子錠と防犯カメラを設置します。(令和6年度事業)
・バスには置き去り防止装置を標準装備。エンジンを切るとブザーがなり、バスの最後尾の座席にあるブザー停止装置を操作しなければ、ブザーが停止しない仕組みになっています。

外部講師による課内教室

普段の園の生活やご家庭ではなかなか経験できない内容の教室を、外部から専門の講師を招いて(または出向いて)、保育時間内に実施しています。

体操教室

スポーツクラブから講師を招き、体を楽しく動かしながら、基礎的な体力づくりに取り組みます。
年少クラスはマットや跳び箱、ウェーブバランスといった体操器具を使ったサーキット遊びを中心に、走る、飛び越える、のぼる、ぶら下がる、くぐる、まわるといった、基本的な体の動かし方を身に付けることから始めます。
年中クラスになるとサーキット遊びに加え、縄跳びやボール投げ、パラバルーンをつかった遊びなど、複合的な体の動かし方を身に付けていきます。
さらに年長クラスになると、これまでの運動に加え、ドッジボールやリレーといった集団で勝ちを目指すゲームも取り入れ、チームワークの重要性も経験することができます。

月2回
対象:年少組から年長組
英語教室

英会話の先生を招き、英語や異文化に触れ親しみ、国際的な感覚を養うことを目的とした教室です。
日本語を母語とする先生なので、子どもたちがついていけないという心配はありません。
授業はゲーム形式や歌をふんだんに取り入れ、アルファベットや数字、曜日などの基本的な英単語を楽しみながら学んでいくことができます。また簡単なあいさつなどの英会話にもチャレンジしていきます。

月2回
対象:年長組
茶道教室

茶道の代表的な流派のひとつ「裏千家」のリーダーの先生を招き、30年以上続けている、園自慢の看板教室です。
日ごろ経験しない日本の伝統文化に触れながら、相手への思いや気づかい、TPOに合わせた綺麗な所作や道具を大事にする心を身に付けていきます。
普段は自由や主体性を尊重する園での生活で、「作法」といった決められた形に自分を合わせていく経験は、最初は窮屈に感じることもありますが大きな学びとなっています。
保護者のみなさまを招き、お点前を披露する会では、普段見たことのない子どもたちの姿が見られるかもしれません。

月1回
対象:年長組
水泳教室

6月から7月の間、市民プールに出かけて、インストラクターの先生から水泳を学びます。小学校に進学する前に水への抵抗感をなくすことを主な目的としています。
3回から4会回のレッスンでほとんどの子どもたちが顔つけができるようになり、ビート盤を使ってバタ足で泳げるようになるまで上達する子どももいます。
また、教室で学んだことを幼稚園での水遊びで練習する子どもたくさんおり、確かな力に繋がっています。

6月から7月の間に3回から4回
対象:年長組
スマイル☆ソウルリズミック教室

音を聞きながら自由に体を動かし表現する教室です。
体から湧き出るエネルギーを表出したり、自分の気持ちをさらけ出したり、子どもたち一人ひとりが持っている本来の力や感性を、型にはめずに自由に開放し表現していきます。
年少児のうちから自由に自己表現をする経験から、表現することへの自信や楽しみを身に付けることができます。

月1回
2歳児組から年中組

課外教室

保育時間外に園の設備を使って受講できる有料の教室です。
課内授業と同じ講師が実施していますので、課内授業と連続性を持った内容を、一人ひとりの成長の度合いに合わせて提供しています。
ご案内は幼稚園で行いますが、お手続きは教室の運営者と直接行うことになります。
預かり保育の時間内に利用することもできます。

体操教室

課内授業を発展的にした内容で、一人ひとりの運動能力に合わせてより高いレベルのレッスンを行います。

週1回・月3~4回
対象:年長児・年中児
英会話教室

英語を使った会話を中心とした教室です。より英語への興味や関心を高めることができます。

週1回・月3回
対象:年長児

先生からのメッセージ

T先生(10年目)

現在、年少組の担任を務めています。
自分で服を脱いだり着たりするのに苦労していた子どもたちが日を追うごとに上手になったりと、色々なことを一人でできるようになっていく姿に驚きと喜びを感じています。
認められ、褒められることで、子どもたちの意欲は高まっていくものです。
そうした成長に寄り添っていけることにやりがいを得られています。
保護者の方との懇談会では、毎日の子育ての中で感じているお悩みなどを聞かせていただくこともあります。
幼稚園の先生として、少しでも保護者の方の支えになることができている、そう思えたときには嬉しく感じます。


N先生(2年目)

年長組の副担任を務めています。
子どもたちの成長をどのようにして小学校での学校生活につなげていけるか、担任の先生と相談しながら日々の保育に取り組んでいます。
大切にしているのは、“自分で考える力”を育むことです。
先生から「次はこれをしてください」と教えるのではなく、子どもたちが何事も自ら率先してできるように取り組んでいます。
子どもたちは園生活の色々な場面で異年齢のクラスの子どもたちともふれあう場面が多くあります。
そうした姿を目にしたり、職員同士の話し合いを通じて、私たちも園児たちみんなの様子を知ることができ、年長組以外の保護者の方とも積極的にお話をする機会を持てています。


N先生(20年以上)

指導教諭という、担任を持つ職員のリーダー職として勤務しています。
私たち職員は子ども一人ひとりに寄り添いながら「こういうふうに育てるためには、どのような環境をつくるか?」ということを常に考えています。
環境は人やもの、場など様々な要素で構成されています。子どもたちの園での生活だけを見て関わっていくのではなく、毎朝子どもたちの表情や様子の小さな変化を注意深く見つつ、保護者の方とコミュニケーションを取ったりしながら、ご家庭での様子も出来る限り把握して、子ども一人ひとりの思いとその環境の全体を見ながら保育を行っています。
「一人ひとりに寄り添いながら、どのような環境を作っていくか」をテーマに、より良い保育を提供していくために日々考え実践しています。


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